やかんです。この記事では、やかんが東大受験で「現役時代40点差不合格(東大文二)⇨1浪50点オーバー合格(東大文一)」した話を綴ります(現役時代編)。
※浪人時代編はこちら
僕の受験における基本情報は以下の通り。
- 進路:一浪して東大文一(現役時は東大文二不合格)
- 点差:40点不足 → 50点オーバー
- 浪人時予備校:河合塾本郷校(東大文類アドバンスコースLZ)
- 私大:受験経験なし
反面教師としてでも、何かの参考になれば幸いです。
やかんの自己紹介はこちら↓
- 現役時代編
- 結論から述べてみる。
- 現役時代を振り返る。
- 浪人時代突入。
- このままでいいのだろうか。
結論から述べてみる。
僕が2度の東大受験を経験し、受験勉強について思ったことがあります。
それは、自分の合格力向上以外は超瑣末な問題ということ。
「自分の合格力向上以外」のものは、例えば勉強時間だったり、使用参考書だったり、どこの予備校に通うかだったり。これらは別に、なんでもいいよね。
自分の合格力が向上するのであれば、その過程はどんなものでもいいのではないでしょうか。
すごい当たり前なことなんですけど、ともすると忘れがちなことだと思います(僕だけ?)。瑣末なことにはあまり時間も気も取られないようにしたいなと思うわけです。
では、次の章から具体的に僕の受験期を振り返ってみます。
現役時代を振り返る。
現役時代のやかん、まじで頭悪いっすね(今も頭悪いけど)。。「IQ2くらいのサル」みたいなところでしょうか。
浪人して「IQ3くらいのサル」に成長できたと思ってます。。
高校での勉強
僕は良くも悪くも「真面目」な学生だったので、「この授業受けなくてよくない?」という授業も受け(めちゃむずの数学の授業とか)、授業内容であれば「これを勉強するのは非効率じゃない?」というものでも勉強してました(古文の文学史とか)。
受験勉強に対する主体性がなかったんですね。とりあえず言われたことを、特に何も考えることなくやる。
もちろん、現役受験生であれば高校の授業を大切にできたほうがいいとは思います。しかしその一方で、受験勉強における取捨選択ができることも大事なんじゃないかなと今は思うわけです。
高校3年生の僕にアドバイスするとしたら、「それほんとに意味あるのか考えてる?」とかかな。多分、意味のないことをする時間は無いので。
もちろん、高校は受験だけする場所じゃないです。先生方には大変お世話になりました。
センター試験
センター最後の年でした。特に書くこともないので覚えている限りで結果だけ書くと、
- 国語:160くらい
- 数学:1A2B合計で150くらい
- 英語:195くらい
- 世界史:95くらい
- 地理:85くらい
- 生物基礎:45くらい
- 化学基礎:45くらい
で、合計777点。
まあ、良くはないけどそんなに悪くもない点数。
東大入試
無事足切りを突破し、文科二類を受験しました。受験会場(駒場キャンパス)では「みんな頭良さそー」と思いました。
無事に試験を終え、その直後に不合格を確信しました。
確信するの早くね。
入試会場だと試験が終わっても中々教室から出られないんですよね。「〇〇教室の人退出していいですよ」と放送が入るまで教室でずっと待機。その時間で僕は不合格を噛み締めてました。「自分、こんなにできないんだ」と痛感したんですね。
私大は受けてなかったので、落ちたら浪人。
結果はこんな感じ。
- 国語:60
- 数学:18
- 英語:65
- 世界史:38
- 地理:21
で、合計202点。まあ、1ミリも惜しくない。余裕の不合格ですね。
センターが777点なので圧縮して95点弱だから、センターと二次試験合わせて297点弱。2021年度入試の文科二類は合格最低点が337くらいなので、大体40点の壁です。
かすりもしてないよー、、、
東大は不合格者をランクづけしてくれるんですけど(A、B、C、、、みたいな)、僕はCでした。
浪人時代突入。
もう、二次試験の翌日から浪人スタートです。
一対一対応の数学を引っ張り出してきて、愚直に取り組み初めました。
1浪で医学部に行った先輩が、「浪人生は絶対に3月から勉強した方がいい」と言っていたのを思い出しながら。この先輩のことはとても尊敬していたので、素直に言うことを聞いた形です。
とは言え、いつ勉強を始めるかとかも人それぞれだよね。
ちょくちょく友達と遊びながら、かれこれ1週間くらい一対一に向き合ってました。そんな時、ふと思ったことがあります。
「このまま勉強を続けていいのだろうか?」
このまま勉強を続けて本当に大丈夫だろうか?このまま勉強を続けてしまったら、ただ勉強時間が増えるだけで現役時代と何も変わらないのではないか?
もやもやが止まらん。
このままでいいのだろうか。
なんだか、「自分、大事なことから目をそらしてるな」と思いました。「やっぱなんか変えなきゃダメだよなー」とも思いました。
多分、受験において自分の改善すべきことに目を向けるより、愚直に勉強を続けた方が楽なんだと思います。「今まで通り」でいいですからね。
それでも、自分を直視してしっかり改善できるかどうか。
これが大事じゃないんじゃなかろうかと思ったわけです。
まあでも、考え方は人それぞれ。
ということで、僕は一旦勉強の手を止め時間の許す限り本を読んでみました。何かヒントを得られないだろうかと。
勉強法の本をはじめ、思考法の本、マインドセット的な本、仕事術の本、脳科学の本など色々読みました。
普通に読んでて面白かった。
一部紹介するとこんなところ(今度改めて記事でまとめます)。
※こちらの記事に書きました。
色々読んでみて、やかんが思ったのは主に以下の2点。
- 世の中には「勉強法」なるものが存在してるんだから、利用してみるのがお得なのでは?
- 受験勉強を「受験」だけで終わらせるのは勿体無いから、勉強以外のスキルアップにも利用してみたらお得なのでは?
圧倒的お得思考。
やかん、何かを掴んだような気がしました。
受験勉強をもっと広い視野で捉えれば、色々うまくいってくれたりするんじゃないかなと思ったわけです。うまくいくかはわからないけど、少なくとも現役時代の自分とは少し違った自分として浪人できそう。
ということで、「浪人して東大文一に合格した話(現役時代編)。」終了です。最後までお読みいただきありがとうございます!この記事は、下の「浪人して東大文一に合格した話(浪人時代編)。」に続きます。